理事長からのご挨拶

写真 本会は、“リハビリテーション看護の研究者または教育者・実践者、そして関心を寄せる者を、 国際的視野で広く組織し、研究・研鑽や交流を通して、各々の知識・技術の向上を図ると共に、 リハビリテーション看護の教育・研究および実践の進歩発展に寄与すること”を目的とし、 2000年12月に発足しました。

開設を記念してオーストラリアからアンソニーブラック氏をお招きしたのは、 リハビリテーション看護のパイオニアである欧米から学ぼうとする意欲からで、 その後も国内外から講師を招き、充実した研修会を開催してきました。

2002年には機関誌「国際リハビリテーション看護研究会誌」を創刊し、 同時に卒後のキャリアアップをはかる研修会「継続教育プログラム-リハビリテーション専門看護-」を開始、 以後会員以外の参加者にも開放して、10年間続いています。

また、内容の充実と主体的な参加学習を目指し、2006年からは半日を研究発表会に当てています。 研究発表会の演題数は少ないものの、会誌掲載論文については、質の高い投稿論文が寄せられ、 医学中央雑誌の検索が利用できるようになったこともあり、引用・参考文献としての価値を高めています。

2008年からは、回復期リハビリテーション病棟協議会による短期研修での、リハビリテーション看護師認定が発足し、 2009年には日本看護協会の認定看護師「脳卒中リハビリテーション看護」分野の教育も始まりました。

リハビリテーション看護に関する施設外研修は、近年ますます多様化しています。 さらに、リハビリテーション看護が専門分野として認知され、テキストも多数出版されるようになってきました。 このような時勢にあり、リハビリテーション看護に関心をもつ大学教員と実践者が中心となって、 学会とは異なる自由度の高い継続教育を実施してきた本研究会のあり方も再検討の時期に来ています。

本会創立10年を経過し、理事、委員をはじめ、これまで支えて下さっている会員皆様からの英知を集めて、 最善の選択ができるようにしたいと考えています。 会員の皆様にはこれまでのご協力を感謝するとともに、一層のご支援、ご協力をお願いいたします。

2011年9月 理事長 石鍋圭子